東京朝鮮中高級学校|Tokyo Korean Junior and Senior High School

학교소개
学校紹介

はじめに

ウリハッキョ(私たちの学校)は1946年10月5日、初の在日朝鮮人中等教育機関として、教員12名、生徒329名で開校しました。
今日に至るまで民族自主意識と知・徳・体の素養を備え、祖国と民族、同胞社会の発展及び日本の地域社会と国際社会で活躍できる人材の育成に努めてまいりました。
現在は日本で生まれ育った3世・4世をはじめ、多様な出自の生徒を幅広く受け入れ、自己肯定感に基づく民族的アイデンティティの形成を軸に、学力の向上と生きる力を育むため邁進しています。
学習と学校行事・部活動の両方に励み、助け合いながら学力と人間性を豊かに育んできたウリハッキョの強みと伝統を、新しい時代へと受け継いでいきます。

現在、世界中で21世紀型教育への変革が進められています。
教育現場では知識基盤社会に相応しい教育内容と方法を絶え間なく模索し、教育環境のICT化を積極的に進め、新時代を切り拓き生き抜く、人材育成能力が求められています。
ウリハッキョでも、カリキュラムの変更や教育のICT化を積極的に進め、時代のニーズに応じた教育を目指しています。
けれども民族教育、朝鮮学校の強みとは、教育本来の目的である、人が生まれながらに持っている力を引き出すことであります。
その強みを充分生かし、目新しさに流されず、この社会を生き抜く力を育成することが、今我々に求められていることだと考えます。


教育方針

1.在日朝鮮人としての自己認識を土台に社会と世界に関わる力を育て、朝鮮人としての民族的アイデンティティの確立を目指します。

グローバル教育の推進や国際社会で活躍できる人材育成が叫ばれる一方、だからこそ自分自身のルーツや民族についてよく知ることの重要性はこれまで幾度となく指摘されています。
在日朝鮮人一世は裸一貫から幾多の困難を乗り越え、自主自立の精神で民族教育を始めました。世界を駆けめぐり活躍する優秀な人材の育成を目指すからこそ、異国の地に生まれた歴史的経緯をたどり、民族の歴史をたどる。ウリハッキョは民族科目や民族文化の学習を通して、生徒たちが自分の民族に誇りを持ち、チョソンサラムとして堂々と生きるための素養を身に付けます。


2.祖国と民族同胞社会の発展に寄与し、多様化する国際社会で自立し活躍するためのしっかりとした学力を育みます。

朝鮮の歴史や言語の民族科目を始め、日本や世界各国の社会と自然、外国語など日本の高等学校に準じた科目ももちろん学習します。
また2020年度より従来の文系コース・理系コース・商業情報コースを再編成した新たな選択制授業が始まります。必須科目に加えて選択英語・日本語・中国語の語学系科目と美術・音楽の芸術系科目、物理・化学・生物といった理系科目などを生徒自身が組み合わせます。卒業後の進路を見据え、よりポイントをしぼった科目を選択することで学習意欲を高め、学力の向上を目指します。


3.「一人はみんなのために、みんなは一人のために」。他者との関わりの中で、リーダーシップとコミュニケーション能力の育成に取り組みます。

21世紀型教育においてよく用いられる学習方法の一つ、協働学習はグループを形成し他者との関わりの中で探究心や思考力、判断力、表現力などを育てようという方法です。
ともすれば自己責任の競争原理が働く現代において、コミュケーション能力は社会を生き抜く上で重要な能力の一つです。ウリハッキョは生徒全員が学校生活の主役となるべく学生委員会活動や学校イベント、部活動を積極的に奨励することで、リーダーシップと協働・協力の精神を育みます。



学校長あいさつ

学校案内

教育カリキュラム

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